日本代表を4-1で下したコロンビア代表の強さの秘密 その1
日体協公認AT、高浜市の接骨院、院長の石川です。
コロンビア代表、強かったですね。
南米の古豪ウルグアイ相手にも2-0。
次はブラジル戦ですが、面白い試合になりそうです。
さて、そんなコロンビア代表の強さの秘密について、少し見ていきたいと思います。
その1. リケルメやサビオラを育て上げた名将の力
by sirfrederickgol
アルゼンチン出身の指揮官、ホセ・ペケルマン監督。
彼は岡田監督の後任候補としても一時期名を連ねていた、日本とも縁のある方です。
そんなペケルマン監督の最も輝かしい功績と言えば・・・
1994年にアルゼンチンのユース代表監督に就任した際、リケルメ選手やサビオラ選手などを率いて、U-20のワールドカップで3度の優勝をもたらしたことでしょう。
A代表の選手たちと違い、ユース世代の監督には、まだ能力的にも人間的にも未完成な選手たちを育て上げる資質が求められます。そのため、個々の選手とのより親密な人間関係や、選手たちの中に眠る才能を見抜き開花させる能力が必要となってきます。
こうした点に関してもペケルマン監督は、貧しい家庭出身で当時まだ満足な食事をとれていなかったリケルメ選手のために、サッカー協会と掛け合い、代表の宿泊所で生活できるようにした、というようなエピソードがあるほど、選手たちに寄り添い、絶大な信頼を得ているのです!
また、今でこそ大躍進のコロンビア代表ですが、過去3大会は予選敗退。そして今回の南米予選でも、実は開幕戦3戦でわずか1勝と不振に喘いでいました。
そんな中、前監督が解任され、ペケルマン監督が新指揮官として抜擢されました。それ以来、コロンビア代表はまさに水を得た魚のように快進撃を始め、FIFAランキングでも35位から最高3位まで上昇しました。
その原動力としては、選手との強固な人間関係をベースに、FWのファルカオを中心としたチームへと作り替え、「チームが一丸となって中心選手をサポートする」シンプルで強力なルールを根付かせたことが非常に大きいと言えます。