ワールドカップに出場できる選手とできない選手の知られざる差とは?
日体協公認アスレチックトレーナー、高浜市の接骨院、院長の石川です。
サッカー協会から「選手と指導者のためのサッカー医学」という書籍が発刊されているのをご存知ですか?
そこにも記載があるのですが、
「身体のある部分をしっかりケアできているかどうか」
それが実は代表入りできる選手とできない選手との間に見られる一つの差であるということがわかっています。
何だと思いますか?
サッカー選手であれば、「筋肉」に関しては意識が高いのは当然です。ですから、筋肉ではありません。
かつて、神様ジーコがアントラーズの監督だった時に、当時は意識がさほど高くなかった選手たちに対して、栄養管理の重要性を厳しく説いたエピソードがあるように、栄養摂取が重要なのは、あなたも既にご存知のことと思います。
ですが、今回はそれではありません。
私の知り合いが、名古屋グランパスのチームドクターもされている先生のところに通院していましたが、その先生曰く、昔はあの本田選手も今程これに関して意識が高くなかったそうです。
何でしょう??
答えは、
「歯(口腔内環境)」です。
例えば、シュートをするとき、瞬間的に歯を食いしばりますよね。そんな時に、虫歯があったり、噛み合わせが悪かったりしたら、しっかりと力を入れることができません。
同様に、親知らずがうずいてズキズキしているような状態では、大切な試合に100%集中することさえ出来ないでしょう。
また、虫歯や噛み合わせの悪さのせいで、左右のどちらかで食べ物を噛む習慣ができてしまうと、全身の筋力バランスまで崩れてしまうそうです。
こうした事実は、特にアマチュア選手たちの間では、まだまだあまり知られていません。ですが、それほど歯は重要なポイントですので、これを機に日頃からしっかりとケアをするようにしましょう!