キネシオテーピングと固定用の違い・効果・使い方
愛知・高浜のサッカートレーナー、日体協公認ATの石川です。
以前は、テーピングと言ったら固定用のものでした。ですが今は違います。
その一つが、1980年に日本人の加瀬D.C. が開発したキネシオテーピングです。今では世界各国、トップアスリートたちも活用しています。
ですが、そもそもキネシオテープとは何なのか?固定用と何が違うのかを理解して正しく使っている人はそう多くないように見えます。
キネシオテーピング
by RLHyde
キネシオテーピングとは?
従来の固定用テープと異なり、手首や足首などの患部に巻いて固定するためのものではありません。
筋肉(皮フ)の伸縮率(30~40%)と同程度に作られた伸び縮みするテープを、痛みを発したりコリを生じたりしている筋肉に沿って貼ることで、こうした症状の軽減を図っていくのです。
ケガにより伸び / 縮み過ぎてしまった筋肉に対して、あるいは筋肉の活動が過剰 / 不足している箇所に対してキネシオテープを貼ることで、筋肉を正常な状態へと導き、血液やリンパの流れを改善します。
その結果、患部に溜まった痛みの物質などがスムーズに排出され、また酸素や栄養素を多く含んだ血液が正常に運ばれてくることで、新陳代謝も活性化され、痛みやコリ、内出血などがより早く改善されやすくなるのです。
また、運動前にキネシオテープを貼っておくことで、疲労物質の蓄積を防いだり、障害の予防を図ったりすることができます。
キネシオテーピングは本当に効果的か?
プロの間では、テーピングに関しては賛否両論ありますが、あなたにとってテーピングが合うのであれば、私は有効活用すべきだと考えます。
例えば、キネシオテーピングをすることで、痛みが抑えられたり、不安感が減ったり、運動ができるようになるのであれば、スポーツ復帰を早めるためにも活用すべきです。
もちろん、ケガが回復していない絶対安静期は除きますが、キネシオテーピングを使うことで、使わない時よりも早期にリハビリ的な運動を開始できれば、その分早く復帰できる可能性が高まるからです。
ただし、キネシオテーピングを利用するにしても、この運動再開タイミングの判断はプロでも難しいものですので、素人判断では行なわず、必ず医師や専門家の指示を仰ぐようにしましょう。
焦るあまり完治せずに復帰してしまうことで、ケガが癖になってしまったり、痛みのひかない後遺症が残ってしまったりすることがよくあるからです。