静岡県アスレティックトレーナー協議会研修会
昨日は午後から静岡で開催された、アスレティックトレーナーの研修会に参加しました。
テーマは「試合、練習中における判断と評価とそれから」です。
日常の接骨院での業務でも判断と評価は必要となりますが、時間的にある程度余裕があります。
しかし、スポーツ現場では試合の状況、チーム事情、選手の既往歴など、
あらゆる状況でしかも短時間で行わなければなりません。
今回はジュビロ磐田のトップチームのチームドクターだった安間先生の話、
U-18、U-15のトレーナーだった福島先生の話。
ヤマハ発動機サッカー部や読売巨人軍などのトレーナーを歴任した臼井先生。
トップチームのドクターやトレーナーとして活躍された先生の話を聴く事ができ有意義な研修となりました。
サッカーに限ったことではありませんが、スポーツ現場 特に試合というのは色々な要素が絡み合っています。
チームの成績、その試合の状況、選手の立場、監督やコーチの意向などなど・・。
しかし我々メディカルの立場の人間は、目の前の状況を冷静に判断しなくてはなりません。
正しい判断と評価を行い、その中でチームの状況、選手の立場などを考慮する難しい職業だと改めて感じました。
またその判断も年齢やレベルによって基準も変わってきます。
選手がやりたいといっても駄目なものはダメ。
監督やコーチが使いたいといっても駄目なものはダメ。
なぜダメなのか、どうなったらGOサインを出すのか、
選手や監督、コーチを納得させるためには、
理論的に話す必要があり、決して経験主義になってはならない。
今回の研修会は今までの自分、これからの自分の在り方を再確認する場でもありました。