年別アーカイブ:2014年
Jリーガーからブンデスリーガーへと成長した内田選手も痛感した、日々の●●の重要性とは?
愛知県高浜市のサッカートレーナー(AT)、石川です。
リーグでは華々しい実績を残した内田選手!
2006年に、高卒ルーキーとして鹿島アントラーズ史上初となるスタメン出場を果たし、その年のオールスターサッカーにも史上最年少で出場。
2009年には史上初のJリーグ3連覇を果たしたアントラーズの原動力となりました。
そんな内田選手でしたが、2010年にドイツのシャルケ04に移籍した際には、ある大きな壁にぶち当たったと言います。
それは・・・
外国人選手のフィジカルの強さです。
スピードや俊敏性では負けないものの、身体をぶつけられると吹き飛ばされたり、体勢が大きく崩れてしまったりする。
Jリーグでプレーしている時は、感じたことが無かった世界との差。
ブンデスリーガで世界の一流選手たちと対等に戦うためには、フィジカルの強化が欠かせないのです。
そして、そのフィジカルを強化するために、内田選手が特に注意し始めたこと。
それが、
「身体を作る食事や栄養の管理」だったそうです。
「凡人の戦いは食事から始まる」
そう言えば、日本代表のキャプテンであり、同じブンデスリーガーでもある長谷部選手も以前このように述べていました。
栄養管理の重要性は、何もプロ選手に留まるものではありません。むしろ、成長期にあたるユース年代こそ、その重要性は大きいとも言えます。
フィジカルの強化や疲労回復だけでなく、ケガの抑制や早期復帰、そして自分の身体と向き合い、コンディションを調整する管理能力を高めるためにも、若い年代からこうした習慣をつけていくと良いでしょう。
愛知県サッカー協会医科学フォーラム
昨日は愛知県サッカー協会主催の第1回愛知サッカー医科学フォーラムに参加してきました。
最近は忙しくこのような場になかなか参加できず、
また文献などでは出てこない現場で行われている話を聴くことができ、いい刺激になりました。
このような場では色々な情報交換もできるので、
できる限り参加しないとと思いつつも・・・。
今回は本当に参加してよかったです。
久しぶりに会うトレーナーの方々やスポーツドクターの先生方の話を聴くことができ有意義な1日となりました。
高中ハンドボール部
土曜日は高中ハンドボール部に体幹&基本的な筋力トレーニングに行ってきました。
今年の2月に行って以来に訪問です。
今回は3年生が抜け、2年生と初めて1年生が参加しました。
まずは体幹の基本3種類。
いつも行っているようですが、細かな注意点をもう一度おさらい。
1年生は悪戦苦闘でした。
引き続き基本的な筋力トレーニング。
これも体幹同様に正しいフォームで行うと、結構キツイらしく選手の皆さんご苦労様でした。
今後も時間ができる限り定期的に指導に伺いたいと思います!!
選手の皆さんよろしくお願いします。
FCバルセロナ サマーキャンプ帯同
昨日はFCバルセロナ サマーキャンプのトレーナー帯同で犬山まで行ってきました。
愛知県での開催は初めてということです。
開催期間は7月22日から25日の4日間。
僕は初日のみの帯同で、2日目と4日目は後輩にお願いしました。
参加した子供たちは84名!!
熱心にコーチの話に耳を傾け、一生懸命トレーニングに励んでいました。
初日ということもあり、お互いの名前もわからない子供たち。
少し緊張した様子でトレーニングが始まりました。
暑い中のトレーニングとなると、1番気を付けないといけないのが熱中症です。
この日もかなりの暑さで、軽度の熱中症が数名出ました。
コーチも熱中症予防のため、本当に細目に水分補給の時間を取っていましたがあの暑さでは・・・。
熱中症の発症には水分補給だけではなく、その日の体調も大きく影響します。
熱中症になった子供たちに聞いたところ、
・食事があまり食べれなかった。
・睡眠時間が少なかった。
・緊張していた。
などなど水分補給以外にも色々な要因を聞くことができました。
バルセロナ キャンプに参加となると興奮や緊張で前日なかなか寝れないのもわかる気がします。
キャンプで出会った日本人通訳のスズキさんとイタヤさん。
二人とも愛知県出身の方でとても良い方でした。
このような場に参加すると、新しい出会いがあり僕にとっても実りのあるキャンプでした。
プロ選手は無理でもサッカーを仕事にしたいあなたへ
高浜市の接骨院 院長、日体協公認サッカートレーナーの石川です。
ケガや能力などの問題で、プロ選手の道を断念したサッカー選手は多いと思います。ですが、プロへの道は諦めたとしても、人生を捧げてきたサッカーにこれからも携わっていきたい、そう願う方も多いのではないでしょうか?
私自身サッカーが好きでこの道を選びましたし、スポーツトレーナーになるために「柔道整復師」の資格も取得したため、その気持ちが非常によくわかります。
by A-C-K
サッカーに携われる仕事とは?
実は色々あります。まず、メディア関係やサッカーグッズの製造・販売などを通じて、ビジネスとしてサッカーに携わる仕事があげられます。
今回のワールドカップもそうですが、サッカーは世界的なビッグビジネスです。例えば今大会の日本代表戦の放映権料は400億円ともいわれています。
また、より選手たちと直接関わる仕事ということで、コーチや監督、トレーナー、ドクターという選択肢ももちろんあります。
特に今後、日本のサッカーが世界で飛躍するためには、より専門化され、その分野での能力の高いコーチやトレーナーの役割がますます高まってくると考えられます。
例えば、今回の日本代表のバックルームスタッフは以下のような布陣でした。
・監督:アルベルト・ザッケローニ
・ヘッドコーチ:ステファノ・アグレスティ
・GKコーチ:マウリツィオ・グイード
・フィジカルコーチ:エウジェニオ・アルバレッラ
・テクニカルアシスタント:ジャンパオロ・コラウッティ
・アシスタントコーチ:和田一郎
・コンディショニングコーチ:早川直樹
(敬称略)
一方、W杯を制覇したドイツ代表は、選手が試合でより高いパフォーマンスを発揮できるよう、分業化された各専門家集団が協力し合い、徹底した環境づくりに励んでいます!!
・戦術面5名:レーウ監督、フリック助監督、ケプケGKコーチ、戦術分析担当2名
・メディカル・フィジカル面13名:フィジカルトレーナー4名、セラピスト4名、ドクター3名、心理学カウンセラー、ヨガインストラクター
・ビジネス面1名:チームマネージャー
こうした素晴らしい体制の構築は、一朝一夕では難しいでしょう。ですがその分、こうした道を切り開くことは、後人たちの礎にもなる、非常にやりがいのある仕事となるでしょう。