年別アーカイブ:2014年
スポーツに本気で取り組む子供たちを、全力で応援したいから・・・
高浜市のひえだ接骨院、日体協公認アスレチックトレーナー、院長の石川です。
大きな夢に向かって、
スポーツに本気で取り組む子供たち。
そんな子供たちを全力で応援したい。
これが、私がこの道を選んだ理由です。ですが正直言って、これまでは接骨院での一般診療の兼ね合いもあり、自分自身葛藤する部分も多々あったのも事実です。
もちろんこれまでも、怪我に対してはしっかり治療を行ってきました。ですから、普通の病院や接骨院であれば、今の形態でも十分だと思います。
けれど、「本気で上を目指す子供たちを“全力で”サポートする」という意味ではまだまだ不十分でした。
日本のスポーツ界は、トップレベルは世界有数ですが、いわゆる育成年代のスポーツ環境に関しては、まだまだ遅れをとっていることは否めません。
U-17の日本代表に選ばれるような将来有望の選手でさえ、行く先々の病院で違う事を言われ、しかも私からすると明らかに正しくない診断をされ、結局痛みがひかないで悩んでいたりしているのです。
怪我のせいで本来の力を発揮できなかったり、怪我のせいで大切な試合に出れなかったり、怪我のせいで選手生命が脅かされたり・・・。
ですから、せめて自分が携わった子供たちに関しては、こうした事態を避けてあげたい、そう強く思うように至ったのです。
そこで・・・
この度、院内や診療形態を刷新し、より本格的な「スポーツ専門外来」を設けることにしました。
スポーツ専門外来の主な特徴としては、
1. 日本体育協会公認アスレチックトレーナーとしての豊富な知識や経験をもとに、的確な鑑別と最良の治療を行います。
(病院を転々としたり、痛みを引きずったりする事無く、回り道せずに回復できるよう努めます。また、医師による診断が必要な場合は、信頼できるドクターをご紹介します。)
2. 最短でスポーツ復帰を果たすために必要な患部外のトレーニングを、専用ルームで指導します。
(例えばJリーガーが肉離れで2週間戦線離脱したとしても、ただ安静にしている訳ではありません。筋力や心肺機能が落ちてしまうのを防ぐために、トレーナーの指示のもと、できる箇所のトレーニングを続け、徐々に身体を慣らしていくのです。)
3. 再発を防止し、自分の持っている能力をもっと引き出せるよう、体幹筋の強化やバランスの強化、動作フォームの修正指導などを行います。
(身体のどこかに余計な負担をかけていないか、フォームが悪いせいで本来のパワーを出し切れていない箇所はないか?などなど、細かいところまでトータルで見ながら、専用ルームでトレーニングをしていきます。)
これで思う存分スポーツ選手たちのサポートができます!!!
尚、新しい「スポーツ専門外来」の開設に向け、9月14日~28日まで、改装工事のためにお休みとさせて頂きます。その間、患者様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解・ご了承のほどよろしくお願いいたします。
「足がつりやすい」サッカー選手の3つの共通点と対策とは?
日本体育協会公認スポーツトレーナー、高浜市のひえだ接骨院、院長の石川です。
練習や試合中にしょっちゅう足がつる選手がいます。
なぜつってしまうのでしょうか?
Game Set and Match!
by FaceMePLS
そもそも「足がつる(こむら返り」と言うのは、ふくらはぎの筋肉が痙攣を起こすことを言います。
足がつりやすい選手の3つの共通点
① 筋肉の柔軟性に欠ける
身体が硬く、運動前のストレッチやウォームアップも不十分。すると、硬く収縮した筋肉により血管が圧迫され、血流が悪くなり、筋肉の痙攣を起こしやすくなります。
② 水分補給が不十分
人間の身体の60~70%は水分だと言われています。そのため、水分や電解質が不足すると、筋肉だけでなく全身に不調が出始めます。
積極的にミネラル分(電解質/イオン)を含んだスポーツドリンクなどを飲むことが非常に大切です。
③ 食生活が乱れている
運動すると筋肉には乳酸菌などの疲労物質が溜まります。不摂生だと、これらの疲労物質が排出されにくいため、運動する前から「筋肉がパンパン」ということもあります。
ですから、日頃から筋肉のエネルギー源となるグリコーゲンを貯めつつ、疲労回復を促すような食生活を行うことが大切です。
足がつってしまった時の対処法
①楽な姿勢で、硬直したふくらはぎの筋肉を“ゆっくり”と伸ばす
②軽いマッサージで筋肉をほぐし、温める
※直後にアイシングやコールドスプレーは逆効果です
③シューズの靴紐や脚に巻いたテーピングがきつい場合はゆるめる
④スポーツドリンクなどの水分を摂取する
※尚、もし足がつったような痛みが数日続くようであれば、痙攣ではなく肉離れの可能性が高いため、早めに専門の医療機関を受診するようにして下さい。
改修工事1週間後
改修工事も1週間が過ぎ、新しいひえだ接骨院の雰囲気が出てきました。
大きな違い①
入口を移設しました。
しかし今まで同様に北口、南口あります。
大きな違い②
東側にあった待合室が中央に来ました。
そのため、当院自慢?の広い待合室が狭くなりました。
といっても座って待っていただくスペースはあります。
大きな違い③
これは今回の改修工事の目玉となるものです。
今まで待合室の合ったスペースに、スポーツ外来専用の施術室を作りました。
職人さんたちに「2週間では無理」と言われ、
29日には使用できませんが、色々なトレーニングに対応できるようにしたいと考えています。
接骨院のスペースは29日より使用できます。
詳しいことは、またお知らせしたいと思います。
話をまとめると。
新しいひえだ接骨院は、「一般外来用の施術室」と「スポーツ外来専用の施術室」を完備します。
今まで以上にアスリートのサポートができればと考えています。
そして29日からひえだ接骨院は診療を再開します。
怪我をしたら、しばらく「安静」は間違えだった!?
日本体育協会公認アスレチックトレーナー、高浜市のひえだ接骨院、院長の石川です。
「昨日までの常識は、今日の非常識」
という言葉があります。
戦争を経験された世代の方ですと、しみじみ感じることだと思います。終戦の前と後で社会のルールや価値観が一変したのを実体験として味わっているからです。
ここまで極端な例ではなくとも、医療の世界も日進月歩のため、日々マイナーチェンジが起きています。
その一つが今回お伝えする「安静」です。
kid reporter on the bench
by leafar.
思い出して下さい。
怪我をして病院へ行った時のことを。
「痛みと炎症が治まるまで、4日間位は少なくとも安静にしておいて下さい」
そんな風にお医者さんに言われたことが無いでしょうか?
そもそも安静はなぜ大事なのか?
①怪我をした患部に余計な負担をかけずにすむ>
②患部に十分な血液が流れることで、酸素や栄養素が届き、痛みの物質も排出されやすくなる(その結果、損傷した組織の修復が早まる)
という理由があるからです。
ですが、近年行われた数々の臨床研究の結果、
「しばらく安静にしているよりも、できる範囲で日常生活を続けた方が、回復が早い」
ということが分かってきたのです。
(参照:「腰痛診療ガイドライン2012」日本整形外科学会 監修)
これは、安静にしていることで、筋力や心肺機能が衰えてしまうことが原因だと考えられます。その結果、動き続けた場合よりも血液循環が弱まり、回復が遅くなってしまうのです。
そしてこれは、スポーツ復帰の現場では特に大切なポイントとなります。筋肉を使わない状態を続けると、筋力は1日に約1%も低下してしまうからです。
ただし、
・どこまで動いていいのか?
・どんなトレーニングをすれば良いのか?
・いつ完全復帰して良いのか?
などが分からないと、症状が悪化してしまったり、癖になってしまったりしかねません。
ですから、スポーツドクターやアスレチックトレーナーなどの専門家を訪ね、この辺についてアドバイスをもらいながらリハビリを行うようにしましょう。
只今改装中につき休診中です。
今月14日から28日までの期間、
院内改装工事のため休診とさせていただいています。
少しだけその様子を。
とりあえず13日の土曜日にスタッフの協力のもと、
待合、受付、施術室と片付けました。
そして15日から本格的に作業に入りました。
17日の午後にはカルテ棚や受付カウンター、トイレ、物入れ棚等々、
様々な撤去が済み、何も無いフロアーとなりました。
そして明日は、この改修工事のメインの一つでもある「入口の移動」です。
施工業者の皆さん、短い期間での改修工事無理言ってすみません。
宜しく御願いします。
患者様にもご不便かけ申し訳ございません。