中田ヒデが世界的なスター選手になれたのは、あの関節がポイントだった
日体協公認アスレチックトレーナー、愛知県高浜市のひえだ接骨院、院長の石川です。
日本サッカー界の歴代スター選手
と言えば、
●日本代表として歴代最多得点を誇る世界クラスのストライカー、釜本邦茂さん
●47歳にして現役を続けるレジェンド「キングカズ」こと、三浦知良選手
●そして、日本人サッカー選手の欧州ビッグクラブチームへの道を切り開いた、中田英寿さん
そんなビッグ3の一人である、中田さんのスゴさの秘密について、科学的に検証しようとするテレビ番組が過去に放映されたことがありました。
出典:Matsu
① 空間能力(視野の広さと空いたスペースを見つける力)
② 状況判断力(瞬間的に相手と駆け引きする力)
③ 展開予測力(試合の流れを読み取り、次の展開をイメージする力)
さらに、これらの力に加えて突出していたものとして紹介されたのが、
『股関節の柔軟性』
でした。実際、中田さんの股関節は左右180度程度まで広がり、前屈をすると胸が地面に着くほどの柔らかさでした。
では、股関節が柔らかいとどんなメリットがあるのでしょうか?
1. 下半身が安定し、激しいチャージを受けてもバランスが崩れにくい
たしかに、中田さんのプレースタイルを知る人であれば、常に低重心で非常にボディバランスが良かったことを覚えているのではないでしょうか。
2. 関節の可動域が広いので、ケガや障害を起こしにくい
海外組としてセリエAと日本代表での過密日程をこなしながらもプレーを続けられたのは、大きなケガを せずに高いコンディションを維持できたからに他なりません。また、股関節に負担がかかると膝などもケガをしやすくなってしまいます。
“中田は欠点の少ない選手だと思います。テクニックがあるし、プレーのタイミングを理解する感覚もあるし。フィジカル的にも強い。これがヨーロッパ・サッカーで成功できた大きな秘密でしょう”
アレッサンドロ・デル・ピエロ選手(ユベントス、元イタリア代表の10番)
“僕が心技体という日本の言葉の意味を改めて噛み締めたのは、向こうでヒデと仕事をしたからでした。股関節の柔軟性と、三半規管が特別に優れている長所は備えていましたが、それ以上にメンタルの強さでフィジカルをさらに強靭にしていきましたね。”
山本孝浩AT(ローマ移籍後の中田ヒデの専属トレーナー、2014ブラジルW杯のイタリア代表トレーナー)
では、股関節はどうすれば柔らかくなるのでしょう?
もちろん日頃のストレッチが最も大切です。
ですが、さらにそれをサポートするために、当院では新しく「動的ストレッチマシン」と呼ばれるものを導入しました!!
詳細についてはまた後日お伝えしますね。