私がこの道を選んだ理由。
院内改装のため2週間ほど休診とさせていただきました。
患者様には大変ご迷惑をお掛けしたことをお詫びいたします。
今回のブログは私がなぜこの道を選んだのかを書きたいと思います。
私の持っている国家資格「柔道整復師」を取得しようとした理由は、
「大きな夢に向かって、スポーツに本気で取り組む子供たち。そんなアスリートたちを全力で応援したい。」
です。
これが、私がこの道を選んだ理由です。ですが正直言って、これまでは接骨院での一般診療の兼ね合いもあり、自分自身葛藤する部分も多々あったのも事実です。
もちろんこれまでも、怪我に対してはしっかり治療を行ってきました。ですから、普通の病院や接骨院であれば、今の形態でも十分だと思います。
けれど、「本気で上を目指す子供たちを”全力で”サポートする」という意味ではまだまだ不十分でした。
日本のスポーツ界は、トップレベルは世界有数ですが、いわゆる育成年代のスポーツ環境に関しては、まだまだ遅れをとっていることは否めません。
日本代表に選ばれるような将来有望の選手やプロスポーツ選手でさえ、行く先々の病院で違う事を言われ、
しかも私からすると時には明らかに正しくない診断をされ、結局痛みがひかないで悩んでいたりしているのです。
怪我のせいで本来の力を発揮できなかったり、
怪我のせいで大切な試合に出れなかったり、
怪我のせいで選手生命が脅かされたり・・・。
ですから、せめて自分が携わったアスリートや子供たちに関しては、こうした事態を避けてあげたい、そう強く思うように至ったのです。
そこで・・・
この度、院内や診療形態を刷新し、より本格的な「スポーツ専門外来」を設けることにしました。
それが今回の改装工事の目的です。
スポーツ専門外来の主な特徴としては、
1. 日本体育協会公認アスレチックトレーナーとしての豊富な知識や経験をもとに、的確な鑑別と最良の治療を行います。
(病院を転々としたり、痛みを引きずったりする事無く、回り道せずに回復できるよう努めます。また、医師による診断が必要な場合は、信頼できるドクターをご紹介します。)
2. 最短でスポーツ復帰を果たすために必要な患部外のトレーニングを、専用ルームで指導します。
(例えばJリーガーが肉離れで2週間戦線離脱したとしても、ただ安静にしている訳ではありません。筋力や心肺機能が落ちてしまうのを防ぐために、トレーナーの指示のもと、できる箇所のトレーニングを続け、徐々に身体を慣らしていくのです。)
3. 再発を防止し、自分の持っている能力をもっと引き出せるよう、体幹筋の強化やバランスの強化、動作フォームの修正指導などを行います。
(身体のどこかに余計な負担をかけていないか、フォームが悪いせいで本来のパワーを出し切れていない箇所はないか?などなど、細かいところまでトータルで見ながら、専用ルームでトレーニングをしていきます。)
これで思う存分スポーツ選手たちのサポートができます!!!
ですが、まだまだ開設までお時間をいただきたいです。
順調にいけば10月下旬ごろから始められそうです。
準備の進行状態は随時ブログやフェイスブックにて紹介していきたいと思います。