「足がつりやすい」サッカー選手の3つの共通点と対策とは?
日本体育協会公認スポーツトレーナー、高浜市のひえだ接骨院、院長の石川です。
練習や試合中にしょっちゅう足がつる選手がいます。
なぜつってしまうのでしょうか?
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そもそも「足がつる(こむら返り」と言うのは、ふくらはぎの筋肉が痙攣を起こすことを言います。
足がつりやすい選手の3つの共通点
① 筋肉の柔軟性に欠ける
身体が硬く、運動前のストレッチやウォームアップも不十分。すると、硬く収縮した筋肉により血管が圧迫され、血流が悪くなり、筋肉の痙攣を起こしやすくなります。
② 水分補給が不十分
人間の身体の60~70%は水分だと言われています。そのため、水分や電解質が不足すると、筋肉だけでなく全身に不調が出始めます。
積極的にミネラル分(電解質/イオン)を含んだスポーツドリンクなどを飲むことが非常に大切です。
③ 食生活が乱れている
運動すると筋肉には乳酸菌などの疲労物質が溜まります。不摂生だと、これらの疲労物質が排出されにくいため、運動する前から「筋肉がパンパン」ということもあります。
ですから、日頃から筋肉のエネルギー源となるグリコーゲンを貯めつつ、疲労回復を促すような食生活を行うことが大切です。
足がつってしまった時の対処法
①楽な姿勢で、硬直したふくらはぎの筋肉を“ゆっくり”と伸ばす
②軽いマッサージで筋肉をほぐし、温める
※直後にアイシングやコールドスプレーは逆効果です
③シューズの靴紐や脚に巻いたテーピングがきつい場合はゆるめる
④スポーツドリンクなどの水分を摂取する
※尚、もし足がつったような痛みが数日続くようであれば、痙攣ではなく肉離れの可能性が高いため、早めに専門の医療機関を受診するようにして下さい。