プロ選手は無理でもサッカーを仕事にしたいあなたへ
高浜市の接骨院 院長、日体協公認サッカートレーナーの石川です。
ケガや能力などの問題で、プロ選手の道を断念したサッカー選手は多いと思います。ですが、プロへの道は諦めたとしても、人生を捧げてきたサッカーにこれからも携わっていきたい、そう願う方も多いのではないでしょうか?
私自身サッカーが好きでこの道を選びましたし、スポーツトレーナーになるために「柔道整復師」の資格も取得したため、その気持ちが非常によくわかります。
by A-C-K
サッカーに携われる仕事とは?
実は色々あります。まず、メディア関係やサッカーグッズの製造・販売などを通じて、ビジネスとしてサッカーに携わる仕事があげられます。
今回のワールドカップもそうですが、サッカーは世界的なビッグビジネスです。例えば今大会の日本代表戦の放映権料は400億円ともいわれています。
また、より選手たちと直接関わる仕事ということで、コーチや監督、トレーナー、ドクターという選択肢ももちろんあります。
特に今後、日本のサッカーが世界で飛躍するためには、より専門化され、その分野での能力の高いコーチやトレーナーの役割がますます高まってくると考えられます。
例えば、今回の日本代表のバックルームスタッフは以下のような布陣でした。
・監督:アルベルト・ザッケローニ
・ヘッドコーチ:ステファノ・アグレスティ
・GKコーチ:マウリツィオ・グイード
・フィジカルコーチ:エウジェニオ・アルバレッラ
・テクニカルアシスタント:ジャンパオロ・コラウッティ
・アシスタントコーチ:和田一郎
・コンディショニングコーチ:早川直樹
(敬称略)
一方、W杯を制覇したドイツ代表は、選手が試合でより高いパフォーマンスを発揮できるよう、分業化された各専門家集団が協力し合い、徹底した環境づくりに励んでいます!!
・戦術面5名:レーウ監督、フリック助監督、ケプケGKコーチ、戦術分析担当2名
・メディカル・フィジカル面13名:フィジカルトレーナー4名、セラピスト4名、ドクター3名、心理学カウンセラー、ヨガインストラクター
・ビジネス面1名:チームマネージャー
こうした素晴らしい体制の構築は、一朝一夕では難しいでしょう。ですがその分、こうした道を切り開くことは、後人たちの礎にもなる、非常にやりがいのある仕事となるでしょう。