リトルなでしこを支えたスポーツトレーナーとは?
高浜市のひえだ接骨院 院長、柔道整復師、日体協公認スポーツトレーナーの石川です。
6戦全勝でU-17女子W杯の世界一に輝いた「リトルなでしこ」たち。
この快挙の原動力は、高倉麻子監督も記者会見で述べられていたように、選手たち自身の努力はもちろんのこと、これまで選手たちの育成に携わってきた方々、全員の力によるものが大きいでしょう。
そのお一人として挙げられるのが、今回リトルなでしこのトレーナーを務めた佐瀬由紀子さんです。
佐瀬トレーナーとは?
幼少期よりバスケットボールを始め、選手時代は日本リーグ1部で3位の成績を残した実績を持つバスケ出身のトレーナーです。はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格だけでなく、日体協公認アスレティックトレーナーでもあります。
これまでも、ソフトボール女子日本代表やバスケットボールのU-16日本女子代表、Vプレミアリーグのバレーボールチーム、プロスノーボーダーのパーソナルトレーナーなど、数々の指導実績を持っていらっしゃいます。
実は佐瀬トレーナー、小さい頃はサッカーをやりたかったそうで、選手ではないにしろサッカーに携わり世界一の座に輝いたことは、トレーナー冥利に尽きることでしょう。
リトルなでしこのフィジカルトレーニングとは?
では、そんな佐瀬トレーナーはいったいどのような体幹トレーニングを行ったのでしょうか?
キャプテンを務めた杉田妃和選手はこう言います。
「毎日やってキツかったです。けれど、大会中に大きなケガをする選手が一人もいなくて、よかったと思います。私自身も、コンタクトプレーの時などで効果を実感しています。」
組織的なプレーやチームワークの強さばかりが注目を浴びていますが、それらを支える土台となる身体作りあってこその優勝であったことは言うまでもありませんね。