ヒディング監督の右腕が教える勝ち続けるための身体の作り方
高浜市の接骨院 院長、日体協公認ATのサッカートレーナー、石川です。
今年のW杯ブラジル大会終了後に、あの名将ヒディング監督が再びオランダ代表監督に就任するそうです ヒディング監督と言えば、
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1998年 オランダ代表監督としてフランスW杯で4位入賞
2002年 韓国代表監督として日韓W杯で4位入賞
2008年 ロシア代表監督としてEUROでベスト4進出
と、主な戦績だけを挙げてもその智将ぶりは誰もが感じるところではないでしょうか?
そして、そんなヒディング監督の右腕として活躍していたのが、コンディショニングコーチのレイモンド・フェルハイエン氏です。
従来の日本式トレーニングは誤っていた!?
例えばこれまで日本では、サッカーに必要な持久力をつける、という名目で10km、20kmを走り込む持久走トレーニングをしてきました。
同様に、1日2回の練習や、週に6回の練習など、トレーニングの「量」によって身体を強化しようとしてきました。
ですが、こうした日本式のトレーニングは誤りである、とレイモンド氏は警告します。
一定のスピードで走り続ける持久走方式では、サッカーに必要な爆発的な筋力・速筋が鍛えられず、逆に遅筋が必要以上についてしまいかねないからです。
また、トレーニング量が多過ぎると、疲労を回復できずにケガをしやすくなるばかりか、100%の力を発揮できない状態でのトレーニングとなってしまうため、過負荷をかけてさらに上のレベルへと身体を向上させることが難しいからです。
最後までプレーのスピードや質が落ちなくなる!? レイモンド式トレーニングとは?
サッカーの場合、マラソンのような持久力ではなく、爆発的で質の高いプレーを試合終了まで何度も繰り返しできる力が必要とされます。そのため、より短時間で回復できる身体を作ることが重要となります。
では、どうすればそんな身体を作ることができるのでしょうか?
1. トレーニングの量や回数ではなく、強度やスピードを上げる
2. 過負荷をかける
3. しっかりと回復のための休息を取る
これらを計画的に行なうことが非常に大切です。より具体的なトレーニング方法などについては、こちらをご参照下さい>