一流のサッカー選手になれる人となれない人のたった2つの違い ー前編
愛知のサッカートレーナー、高浜市の接骨院 院長でもある石川です。
先月、FIFAによる世界最優秀選手賞「バロンドール」の授賞式が行われたのは記憶に新しいと思います。
2013年は、2008年以来二度目の受賞となるポルトガル代表・レアル マドリード所属のクリスチアーノ・ロナウド選手でした。
ちなみに2009年~2012年の4年間はアルゼンチン代表・FCバルセロナ所属のリオネル・メッシ選手が連続受賞していました。
by JohnSeb
こうした世界最高のプレイヤーと称される選手たちと、プロサッカー選手に憧れながらも夢半ばで終わってしまう人の違いはいったいどこにあるのでしょうか?
やはり生まれ持った素質が大きいのでしょうか?
それとも他に何か特別なトレーニングをしてきたからなのでしょうか?
これに関して、実は非常に興味深いデータをFIFAの医学評価研究センターが発表しています。
一流のプロサッカー選手とそうでない人のたった2つの違い
違い1. サッカーを始めた年齢
「ゴールデンエイジ」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。初めて教えた動きや技でもスグに覚えてしまう、しかも大人になってもその動作を忘れない、そんな運動神経が著しく発達する時期のことを言います。
「ゴールデンエイジ」は一般的に10~12歳頃を指しますが、実はそれよりも幼い年齢の時から、できるだけ早く遊びの中でこの運動神経を身につけさせることがトップ選手を目指すためには重要だ、ということがわかったのです。
報告によると、トップ選手の多くが3~6歳の幼児期にサッカーを始めており、それ以後に始めた選手よりも特にボールコントロールが優れている、とされています。
実際、バロンドールのC.ロナウドは6歳から地元のクラブチームに通い始め、メッシも5歳から始めたと言われています。
近年は日本の子どもたちも、幼少期からサッカーを始め、若くして海外のビッククラブの下部組織と契約を果たし、活躍しているニュースを耳にする機会も増えてきました。
・中井卓大君:9歳でレアルの下部組織入団
・久保建英君:10歳でバルサの下部組織入団
・タルハニ存哉君:10歳でエスパニョールの下部組織入団
あと10年もすれば、日本人選手がバロンドールを受賞する姿も見れるかもしれませんね