年別アーカイブ:2014年
忘年会
昨日は忘年会を開催しました。
やっぱり寒い季節には鍋ですよね。
という事で、今回のメインは水炊き!
とても美味しかったです。
今回の忘年会もHieda familyに加え、J2愛媛FCの吉村選手&奥さんと娘さん。
名古屋クラブ所属で昔からの付き合いの坂脇選手。
そして、いつも私の無茶振りを快く引き受けてくれるアンジェリークの中野さんと神谷さん。
総勢10名で盛大に行うことが出来ました。
吉村選手は指導者のB級ライセンス講習最終日終了後という忙しいスケジュールの中参加してくれました。
坂脇選手も土曜というのに仕事があり、忙しいさなか駆けつけてくれました。
もちろんアンジェリークのお二人も業務終了後の疲れている中駆けつけてくれました。
本当に感謝です。
今年のHiedaは大きな変革の年でもありました。
開業時から勤務していただいた方が退職。
そして開業当初アルバイトで働いていた惣谷先生が免許取得後、
整形外科で5年の研修を終え、頼もしい施術者として戻ってきてくれました。
一番大きな出来事は、9月後半に院内改修工事を行い11月からスポーツ外来を新設することが出来ました。
悲しいことや嬉しいこと、そして新たなチャレンジ。
色々なことがあった一年でした。
こういう場があると改めて、自分は沢山の人に支えられているなと感じます。
来年も新しい事業にチャレンジする年になりますが、
これからも「自分は周りの人の支えがあってここに居る」という事を忘れず頑張っていきたいです。
来年も宜しく御願い致します。
ドイツ代表、マンU、鹿島アントラーズに続く?!ひえだ接骨院の秘密兵器
日体協公認サッカートレーナー、高浜のひえだ接骨院 院長の石川です。
・ドイツ代表や日本代表、マンUや鹿島が秘密兵器として導入したマシン。
・NASAが宇宙飛行士のトレーニングと帰還後のリハビリ用に使用しているマシン。
・漫画ドラゴンボールの「精神と時の部屋」を彷彿とさせるマシン。
そんなスゴイマシンを、ついに当院にも導入しました。
ドイツ代表は、自国開催の威信をかけた2006年W杯の時に「倒れない体」作りを目指して導入。結果、2006年、2010年と2大会連続で3位入賞。そして2014年にはついに世界王者となったことは記憶に新しいでしょう。
また、アントラーズも2007年に導入し、同年リーグ戦と天皇杯の2冠達成。さらに2008年、2009年と勝ち続け、Jリーグ史上初のリーグ3連覇を成し遂げています。
その恐るべきマシンとは・・・
加速度トレーニングマシン「パワープレート®」
筋トレ=ウエイト(重量)トレーニングの常識が変わります。
前後・左右・上下の3次元に振動する唯一の振動マシン、パワープレート®。そのプレートに乗るだけで、筋トレやストレッチ、マッサージ効果を得られるのです。
原理はシンプルです。
振動に対して反射的に起こる筋肉の逆方向への収縮を加速させることで、筋力アップや血流改善を促します。1秒間に25~50回の高速3次元振動が、通常の筋トレでは難しいインナーマッスルさえも鍛えてくれます。
しかも、たった10~15分程度のトレーニングで、ジムでの1時間分の運動と同程度の運動効果を期待でき、じん帯や関節に負担をかけることもありません。
加速度トレーニングとは?
漫画ドラゴンボールでは、孫悟空が地球の重力の10倍もある「精神と時の部屋」に入り、急激にパワーアップを果たしました。
このパワープレート®も、最大6G(地上の重力が1G)まで安全に負荷でき、通常の筋トレでは不可能な、最大筋力の90%以上を引き出すことができるとされています。
数学・物理学的に説明すると・・・
加速度トレーニングとは、ニュートンの第2法則を応用したもので、
力=質量×加速度
(Force=mass×acceleration)
①体重70㎏の人が地上で立っている時に受ける重力
F=70㎏×9.81=686ニュートン
(地球上の重力:1G=9.81m/s二乗)
②同じ人がジムで58kgのウエイトトレーニングをした時に受ける重力
F=(70㎏+58㎏)×9.81=1255ニュートン
③同じ人がパワープレートで初心者向けトレーニングをした時に受ける重力
F=70㎏×18.3=1260ニュートン
(パワープレート30Hz,Lowの重力:18.3)
つまり、ウエイトトレーニングのように質量を増やすのではなく、加速度を上げることで、同等以上の効果を得ることができるのです。
他にも、
・体幹の強化やバランス能力の向上
・全身の血流改善や自律神経の調整
・加速度負荷による骨密度の増加
・筋膜リリースによる筋肉のハリの軽減
・循環や代謝の向上によるケガの治癒の促進
などの効果も見込めます。
しかも、振動マシンにありがちな、気持ち悪くなったり、酔ったりするようなこともありません(臓器が共鳴しない25~50 Hzの振動数に設定するため)
「百聞は一見にしかず」です。
とにかく一度乗ってみて下さい。
長友選手が本田選手に教えた、股関節と骨盤の秘密
日体協公認アスレチックトレーナー、高浜のひえだ接骨院 院長の石川です。
Japan Athletics Championships
by tpower1978
400mハードルの日本記録保持者、為末大さん。
そんな為末さんの書籍『日本人の足を速くする』に面白い内容が書かれていました。
・欧米人やアフリカ人は背筋やもも裏の筋肉(アクセル筋)がつきやすい。対して日本人は腹筋やももの前の筋肉(ブレーキ筋)がつきやすい。
・欧米人やアフリカ人は、骨盤が真っ直ぐ起きている。一方、日本人は、骨盤が少し上の方に向いていて後傾しやすい。
そう言えば以前、長友選手が本田選手に対して「骨盤を立てる重要性」を説き、本田選手がピッチの外でも骨盤を意識して歩く練習をしていた、という話しが載っていました。
では、骨盤が立っていないと、どんなデメリットがあるのでしょうか?
骨盤が後傾すると・・・
・踵に体重が乗り、猫背になる
・重心移動がうまくいかず、不安定になる
・ブレーキがかかってしまい、走力が低下する
・骨盤と連動する股関節がロックされてしまうため、キック時の足の振り幅が制限され、キック力が低下する
さらに、股関節が硬くなると、サッカー選手に多いグロインペイン症候群(鼠径部痛症候群)や腰痛、膝痛、足のケガなどをしやすくなります。
そのため、骨盤を立て、股関節を柔らかくすることが、ケガの予防とパフォーマンスアップのために大切となります。
以前、中田英寿選手が世界的なスーパースターに慣れた理由の一つとして、
「股関節の柔軟性」がポイントだった、というお話もしましたね。
では、どうすれば効率的に効果的に、そして安全に股関節を柔らかくすることができるのでしょうか?
股関節をほぐす動的ストレッチマシン
新しいスポーツ外来の目玉の一つ、それがこの動的ストレッチマシン
「トータルヒップミニ」です。
このマシンなら多方向にストレッチをかけて、軽い負荷で反復運動をすることができます。その結果、股関節周りの筋肉をほぐし、本来の柔軟性を取り戻すことに繋がるのです。
また、左右交互に様々な動きをするこで、筋肉や関節の協調性・連動性を高め、パワーロスを減らすこともできます。
日頃から股関節を柔らかくし、ケガの予防とパフォーマンスアップ、そして良いコンディション作りをしていきましょう。
足の肉離れや成長期の腰痛を防ぐジャックナイフストレッチとは?
高浜のひえだ接骨院 院長、日体協公認アスレチックトレーナーの石川です。
サッカー選手に多いケガの一つが、太ももの肉離れです。
急激なダッシュをしたり、強烈なキックをしたりする時に使う、もも裏のハムストリングスが負傷しやすいです。
しかも一度ハムストリングスを負傷すると、
復帰までに時間がかかり、再発もしやすい、
という嫌なおまけまでついてきます。
では、どうすればこうした肉離れを予防することができるのでしょうか?
ハムストリングスの肉離れの3大要因
①柔軟性の低下
②疲労などによる筋力の低下
③太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)とのアンバランス
そして、このハムストリングスの柔軟性を
短期間で簡単にアップさせることができるのが、
ジャックナイフストレッチです。
ジャックナイフストレッチとは?
腰椎分離症の第一人者、徳島大学の西良浩一教授が
提唱する新しいストレッチ理論です。
太ももの筋肉が硬いと、
それらと繋がる股関節や骨盤が動きにくくなり、
腰でばかり動いてしまいうため、
腰痛のリスクが高まります。
また、成長期の子どもは先に骨だけが伸びてしまうため、
身体が硬くなり、腰椎分離症を起こしやすくなります。
そこで、下肢の柔軟性を取り戻すために開発されたのが
このジャックナイフストレッチ(JS)です。
実際の研究でも、短期間に柔軟性がアップし、
ケガの発生頻度が有意に減少したことが報告されています。
■研究
・対象:東海社会人サッカーチーム1部に所属する選手20名
・介入内容:6週間、週5回、練習終了後にJSを実施
・結果:
①前屈(指床間距離)
前:平均-4.1cm(0cm以上の6名のTH:平均6.8cm)
→後:平均-10.8cm(TH:平均-7.3cm)
②非接触型の受傷件数
前:平均2件/月
→後:0件/月
ただ、既に腰痛持ちの方や高齢者が
ジャックナイフストレッチを立位でやるのは難しい、
という弱点がありました。
その弱点を克服し、寝た姿勢のまま無理なく
ダイナミックにこのストレッチを行えるのが、
当院でも導入した、
ホグレルの「ネバータイトハム」です。
ハムストリングスは「アクセル筋」と呼ばれるほど、
ダッシュに不可欠な筋肉でもあります。
そのため、こうしたエクササイズにより
ハムストリングスを緩め、また筋力を強化することで、
ケガの予防だけでなく足の速さもアップさせることが期待できます。
スポーツ前の静的ストレッチは逆効果?!
日体協公認アスレチックトレーナー、高浜のひえだ接骨院 院長の石川です。
前回は、軽い負荷で各部位を動かしながら身体を温めほぐしていく「ブラジル体操(動的ストレッチ)」について紹介しました。
この動的ストレッチは、
①練習前に行うことで競技パフォーマンスが向上する
②ケガの発生を抑えることができる
という効果を期待できることがわかっています。
続く今回は、アキレス腱伸ばしのように、筋肉や関節を伸ばしたところで数秒~数十秒静止する「静的ストレッチ(スタティックストレッチ)」についてです。
by quillons
多くの選手たちは、先ほどの動的ストレッチと同じような効果を期待して、運動前にも行っていると思います。
ですが近年、
この静的ストレッチを運動前に行うと、逆に瞬発力が落ちてしまったり、ケガをしやすくなってしまったりする、
ということが言われているのです。
(慢性的に筋肉が緊張している人や故障中の人は除く)
例えば、欧州スポーツ医学会はストレッチに関して
「最大筋力を測る実験では、静的ストレッチがパフォーマンス低下につながる可能性のある固い証拠が見つかっている」
という公式見解を発表しています。
また、トライアスロンのコーチであるホリー・ケニー氏は
「筋肉が温まる前のストレッチは、故障のリスクが高まる」
と指摘しています。
(さらに詳細については、こちらのブログで細かく紹介されています>)
なぜでしょうか?
その理由は、静的ストレッチでは身体全体が休みモードから抜け出せず、体温も上昇しないために十分に柔らかくならないからでしょう。
ですから、運動をする前はFIFAの「11+」やブラジル体操のような動的ストレッチ中心のウォーミングアップを行い、身体を温め目覚めさせるようにしましょう。
一方で、いわゆる「ストレッチ」である静的ストレッチは、運動後のクールダウン後や、お風呂上がりなどに行うことで柔軟性を維持向上させたり、老廃物の排出を促して回復を早めたりする効果を期待することができます。
追伸:
当院では11月より新しいスポーツ専門外来が本格始動しました。
目玉商品の一つである動的ストレッチマシン「Hogrel(ホグレル)」は、96%以上の人で柔軟性の改善が見られた最新のトレーニングマシンです。
筋トレをしているのになかなかパフォーマンスがあがらないような方や、ケガの予防をしたい方は是非お試し下さい。